
数々の歴史を重ねながら
空き家となっていた築100年の民家。
様々な人が暮らしてきたこの家。
どんなに古くてもボロくても
当時ならではの建築様式や
場合によっては現代の法律では
再現できない事もある
たった柱の1本でも
人と時間が紡いできた軌跡がそこに刻まれ
人の記憶と思い出がそこにある
後継者がいないからと言って
それを簡単に潰して更地にしちゃって良いのかな?
【古いものほど価値がある】
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2021年
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大子町大子414 (旧・小林邸)の古い民家を解体するという噂がチラホラと出ていた。
ただ、かつて住んでいた老人は他界し、現所有者となっていた娘さんはどこに住んでいるかも不明であった。
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そんなある日、突然、
解体業者さんが咲くカフェに。
「今週から工事を始めます」という、
解体開始のほんの5日前。
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「壊すのはもったいないです。
大家さんと連絡を取らせてもらえませんか??」
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素直に伝えた一言から、つなげた歴史。
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古くも新しくもある歴史を背負った
「咲くカフェ Flower」
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古民家再生の最高のパフォーマンスをお見せします。